富山県の物づくりは盛んで、加賀二代藩主となった前田利長の手厚い保護のもと、7名の優秀な鋳物師から始まった「高岡銅器」をはじめ、ガラス工芸、漆など多様な素材を使った工芸品が現在も脈々と息づいています。
富山県では、その物づくり技術と「デザイン」をマッチングさせる事業を20年ほど前から実施しており、その先進性は群を抜いているといえます。
- KANAYAは高岡銅器(富山県)の金属鋳造技術によるブランドです。
- 丁寧につくり上げられる金属鋳物にデザインや機能を付加し、現代のライフスタイルにマッチした製品を提案しています。
また、KANAYA製品は購入時が完成形ではなく、人と日々触れ合うことで、時間と共に独特のなめらかな感触が生まれ、真の美しさが溢れだしてきます。つまり人と共に生きていく製品なのです。 - そのために、私たちは人々にとって本当に魅力的なものづくりを心掛けています。
アルミ鋳物と木材との一体感のあるコートスタンドは、最低限の要素で構成され、空間に圧迫感を与えません。
三本の脚を固定しているプレートは、鍵や携帯電話などの置き場所としてもお使いいただけます。
1981年東京生まれ。
2005年武蔵野美術大学工芸工業デザイン学科インテリアデザインコース卒業。インテリアデザイン会社勤務後、MIKIYA KOBAYASHI DESGIN設立。家具、プロダクトからインテリアデザインまで幅広く活動。国内外の様々な企業とプロジェクトを手掛ける。2010年ドイツIF DESIGN AWARDにて金賞を受賞、ドイツRED DOT AWARD受賞など受賞歴多数。
2011年4月に自信のデザインを中心にしたセレクトショップ“タイヨウのした"を東京・目黒区にオープン。
2012年、株式会社 小林幹也スタジオに改名。代表取締役を務める。
富山地方の伝統工芸であり、日用品として用いられてきた高岡漆器と琺瑯Kaicoが出会いました。
米三限定のオリジナルkaicoです。
1990年koizumi Studio設立。
2003年にデザインを伝える場として「こいずみ道具店」を開設。建築から箸置きまで生活に関わる全てのデザインに関わり現在は日本全国のものづくりの現場を駆け回り地域との協働を続けている。
形もさることながらお湯の滴りに製造者がどこまでこだわれるか・・・ ドリップの細さ、滴りの形、速度、上げたときの吸い寄せ、空理の入り方、テクニック関係なく皆が楽しくなるような「雫」道具に仕事させるケトルです。
良質なホーロー道具をつくりたい。日本の生活なじむ道具がほしい、そして日本の職人と日本でつくりたい。それがkaicoの原点です。いつまでも使いたくなる。日々の生活に溶け込みやすい素直なデザイン。また鉄とガラスからなる琺瑯は熱伝導率が高く、保温性に優れ、耐熱性・耐久性・汚れやにおいの吸着性など機能性にも優れています。
400年の伝統ある高岡銅器の着色法を活かしながら、表情のバリエーションを広げて現代デザインにも存在感を持って調和する作品を生み出しています。