- 福井木工所は日本を代表する家具の産地、静岡にて家具を作っています。
時代のニーズに合った家具作りの中にも、古くから受け継がれてきた伝統の技が活きています。
- 静岡の家具の歴史
- 徳川家光が静岡浅間神社の大造営を行った際に、全国各地から集められた漆工や大工、指物師、彫刻師などの職人たちの技が基礎となっています。
気候が漆芸に適していたため漆塗りの技法を生かした鏡台や、茶箪笥の産地として古くから知られており、桐の和箪笥の産地でもあります。
- 北海道産黄肌無垢材
-天然の材だから年月をかけ自然に乾燥- - 福井木工所では木材を丸太で仕入れ、製材した板を一枚一枚年月(1〜3年)をかけて天然乾燥しています。板を縦に干すことにより、雨水が板のアクを抜いてくれます。
家具本体は北海道産黄肌無垢板、抽斗の中は会津産の最高級桐材(抽斗底板は柾目桐)を使用しています。
- <キハダ(黄肌)ミカン科キハダ属>
- 反りや狂いが少なく硬さと粘りがあり、家具作りに適した木目が美しい材料。
皮の内側は鮮やかな黄色で、胃薬の漢方薬(黄檗(おうばく))や黄蘗色(きはだいろ)の染料の材料としても用いられています。
- ほぞ組みや剣先止め、戸板、抽斗前板の淵巻きなど、職人技を駆使し、板の仕上げも手鉋による削り仕上げを施してあります。戸や抽斗は無垢材の微妙な板の反りや季節による板の動きを職人の経験と腕を活かして手鉋で削りながら仕込みます。
- 無垢の板の温かみを最大限に活かすために、漆を塗って仕上げています。
天然の生漆を直接木に塗りこむ地下塗り拭き漆を7回以上塗り重ねて仕上げます。
塗った当初は色が濃いですが、月日がたつと共に薄く透けて元の木が活かされてきます。
- ココがすごい!「漆塗り」
- 漆は塗膜が非常に硬く、ウレタン塗装の4倍以上の硬度になります。
そのため、完全硬化した後(約1ヶ月位)は擦り傷などもつきにくくなります。
また、熱に強く熱い湯のみなどを直接置いても跡がつかず、防菌、除菌効果もあります。
- 漆塗家具のお手入れ
- 漆は素晴らしい塗料ですが、天然素材につきシンナーなどの化学薬品にあまり強くありません。
また、紫外線にもあまり強くありませんので直射日光の当たる場所はなるべく避けて配置してください。
お手入れは乾いたタオル等で、汚れのひどい時は固く絞ったタオルでお拭き下さい
化学雑巾は使用しないで下さい。
福井木工所の家具はお客様からご注文をいただいてから一本一本手作りしています。
そのため、お客様の「幅を少し小さくしてこのスペースにぴったりの家具にしたい」「こんな色合いにしたい」などのご希望にもご相談いただければ丁寧に対応させていただきます。
簡単なスケッチと寸法指定があればオーダーのお見積もりもさせていただきます。
「こんな家具があったらな・・」そんなあなたの"夢の家具"を福井木工所で形にして見ませんか?
- なぜ手間隙かかる手鉋仕上げを施しているのでしょうか?
- 木を削ったほうがペーパー仕上げよりきれいに仕上がり漆を塗った際の仕上がりも違ってきます。ペーパーで擦るのと刃物で切る違いを簡単に言えば木を千切るかスパッと切るかということです。言葉で表すのは難しいところではありますが漆を塗る前の木地を触わり比べていただければは違いはわかります。
昔ながらの良き伝統を継承しその微妙な仕上がりの良さにこだわった結果でもあります。
何といっても漆塗りが眺めていても目に優しいです。
特に夜、ウレタン塗装などのキツい反射と違い、福健の家具は室内の照明の光を優しく反射してくれます。
お部屋で過ごしている時、何気なく目に入ってくる家具を眺めているだけでやすらぎや温かさを感じます。
次に、使っていてとても気持ちがいい!
引き出しは桐で作られているので軽くすっとひけ、閉める時にふわっとした空気の動きを感じます。
手鉋で一本一本丁寧に作られているからこその、この感覚。
機械生産品ではこの気持ちよさは絶対に味わえません。
また、福健の家具はとても軽いです。女性の私でもちょっとした移動ができたりします。
お掃除やお部屋の模様替えの時など助かりますね。
157,999円 |
218,000円 |
367,200円 |
151,200円 |
259,200円 |
168,000円 |
280,800円 |
367,200円 |
183,600円 |
183,600円 |
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157,999円 |
54,000円 |