シモンズ・ベッド50のトリビア〜いくつ知ってる? マメ知識(8) シモンズは「チーズの木箱」から出来ていた? 他
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- シモンズ 50のトリビア (2) スプリングマットレスは処分が困難?他
- シモンズ 50のトリビア (3) マットレスと病気 他
- シモンズ 50のトリビア (4) 札幌グランドホテルに採用されたシモンズのベッド 他
- シモンズ 50のトリビア (5) 最新!シモンズのリクライニングベッドが発売 他
- シモンズ 50のトリビア (6) 数値化できない人間の感覚 他
- シモンズ 50のトリビア (7) 国内VS海外 マットレス比較 他
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- シモンズ 50のトリビア (9) 日本シモンズの社長、伊藤正文氏の名言 他
- シモンズ 50のトリビア (10) シモンズを勧める歴史上の人物 他
シモンズは「チーズの木箱」から出来ていた?
1870年、シモンズを創業したザルモン・シモンズは、最初から寝具を作っていたわけではありませんでした。きっかけはチーズの木箱。酪農事業で取り扱っていた木製チーズボックスが「大きすぎる!」と、自らチーズボックスの生産工場を立ち上げたのがはじまりです。
事業を変えたのは、創立から6年後の1876年。この年、ザルモン・シモンズは、スプリングを用いたマットレスの大量生産に成功します。
アメリカでは木枠と板で出来たベッドが主流であったことから、このマットレスがベッドの常識を変えたといわれているそうです。
シモンズに映画スターが参戦!
1916年、雑誌に宣伝を大々的に掲載してから、大統領夫人やエジソンなどの著名人を広告起用してきたシモンズ。1940年代には、ついに映画スターを参戦させるまでになります。
シモンズが起用した映画スターとは、ドロシー・ラムールやモーリン・オハラなど。知名度が高く美しい映画スターたちでした。
1940年代を起に、シモンズはますますブランド力を高め、映画スターも愛用している高級寝具というイメージを世間一般に流布したのです。
「ツメモノ」ではなく「スプリング」がシモンズの秘密
一般的なマットレスの固さが、何によって決定されるか知っていますか? それはマットレスの中に入っているツメモノ。
綿やウレタンフォームなどのツメモノを調整して、マットレスの硬度は決められています。しかし、シモンズでは「ツメモノが多いと、使い続けるうちにツメモノに負担がかかり、劣化も早くなる」と判断。
「マットレスの実力はスプリングの力で発揮される」として、スプリングの弾性・耐久性をとことん追求しました。
進化しつづけるシモンズのマットレス
シモンズの飽くなき探求心をご存知ですか? 揺るぎない知名度を誇るシモンズですが、その立場に甘んじることはありません。
近年では、マットレスの中のコイルを改良。従来の64mmから59mmに変更することで、マットレスのコイル数を、実に20%増やしました。
なぜ、コイルの数を増やしたのか? それは、より多くのコイルで体を支える為。コイルの数が多ければ多いほど体圧が分散され、よりよい眠りに導くことが出来ると、シモンズは考え、実行したのです。
シモンズの工場って、どこにあるの?
シモンズの製品はどこから来るのでしょうか? 海外で生産されたマットレスが、船に乗って海を渡ってくるのでしょうか? いいえ、違います。
シモンズの工場は日本にあるんです。場所は静岡県小山町。上空から見ると「SNOWWIS」の文字がくっきりと見えるのが分かります。高い生産能力と技術力を持ち、流通機能も一体化した「富士小山工場」は、日本一のポケットコイルマットレス生産工場です。
日本で流通するものは日本で生産する、シモンズは日本の経済発展にも一役買っていたのです。
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