サータ・ベッド30のトリビア(3) 健康な作業員は健康な商品を生み出す 他 〜 いくつ知ってる? マメ知識
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健康な作業員は健康な商品を生み出す
サータの本社は、アメリカのホフマンエステーツにあります。
そこは、イリノイ州にあるシカゴの郊外であり、開発地域と呼ばれる緑に囲まれた場所です。
サータ本社の建物は、従業員のメンタル・フィジカル面に考慮しており、マットレス会社ならではの視点で設計されています。
ナチュラルな湿地帯の隣に工場を建てることにより、自然の光と風を浴びながら作業ができる屋外の作業場を設置。
従業員たちが美しい景観を眺められる場所も数多く設けました。
サータのマットレスは、快適な眠りにより人間の健康を支える為に生み出されました。
そこで働く従業員にも健康に働いてもらうことはサータにとって当然です。
アメリカでのサータ社の知名度とは?
全米NO.1のシェア率を誇るサータ社は、アメリカで揺るぎない知名度を誇っています。
街中では、サータのロゴが描かれた青色のトレーラーが走っている姿を頻繁に見かけることもできます。
また、アメリカでのベッドシェアランキングで1位を獲得したのは最近のことですが、全米ホテル業界に限ったシェア率では、昔から1位の座を獲得しています。
使用されているホテルは、ハイアット、リッツカールトン、ヒルトンなどの一流ホテル。
パーフェクトな寝心地にこだわってきたからこそ、ホテル業界で不動の1位を維持し続けています。
サータのマットレスは日本製?海外製?
そうです!日本製です!
サータ社の日本工場では、従来の品質はそのままに、更に日本人向けに改良したマットレスを製造しています。
サータ本社があるアメリカと日本では、住環境や体形が異なることに配慮した結果です。
ちなみに、同じアメリカ本社の寝具メーカー、シーリーのマットレスは、ほとんどがアメリカ生産・アメリカ直輸入です。本場の寝心地を味わうことが出来ますが、日本サイズが少なく、ベッドフレームに合わないこともあるそうです。
日本人の繊細な手さばきを生かす…手作業で作るアメリカ生まれのマットレス
サータ社のマットレスは日本の工場で生産されていますが、そもそも、ベッド製造は機械化が難しく、工場では未だに手作業で取り組んでいる工程が存在します。
例えば、サータ社の売りであるジャンプキルトをカットする工程。美しいアール(半径)を描くのが困難で、工場の中でも熟練度の高い従業員がカット作業に取り組んでいます。
また、側面の生地を縫い合わせる作業も人の手によって行われます。
このまっすぐなラインを出す作業は一朝一夕で習得できる技術ではなく、1年間の修業が必要だといわれています。
スリムなコイルとファットなコイル
サータのマットレスに内蔵されるポケットコイルは、サータの品質を高めてくれる要素のひとつです。
彼らの体格は画一的ではなく、1.9ミリのスリムなコイルと、2.0ミリのファットなコイルに分かれています。
人体がマットレスに横たわるとき、一般的に、頭部8%、背部33%、臀部44%、脚部15%の割合で荷重がかかるそうです。
特に体重のかかる背部・臀部にファットなコイルを設置して、他をスリムなコイルで支えることで、バランスのいい荷重分散を実現させ、彼らは快適な眠りを私たちに貢献してくれます。