サータ・ベッド30のトリビア(2) サータ社の起源!スリーパー・プロダクツとは? 他 〜 いくつ知ってる? マメ知識
- サータ 30のトリビア (1) サータのジャンプキルト。その実力とは? 他
- サータ 30のトリビア (2) サータ社の起源!スリーパー・プロダクツとは? 他
- サータ 30のトリビア (3) 健康な作業員は健康な商品を生み出す 他
- サータ 30のトリビア (4) サータ社マットレス・解体新書 他
- サータ 30のトリビア (5) 上質なホテルスタイルの寝室。サータのリネンとは? 他
- サータ 30のトリビア (6) 快適な寝姿勢へのこだわりを分析 他
サータ社の起源!スリーパー・プロダクツとは?
サータ社の歴史は「スリーパー・プロダクツ」という名の会社から始まります。
サータ社が現在の社名になったのは、設立から9年後のことであり、当初は異なる社名でした。
このスリーパー・プロダクツは13社の独立したマットレスメーカーから構成されています。
後に「スリーパー・プロダクツ」は「サータ・スリーパー・アソシエイツ」「サータ・アソシエイツ」と名前を変え、最終的に、現在の「サータ社」を冠することになったのです。
〜タフトレス・インナースプリングマットレス〜 業界初。世界一の快適さ
サータ社は会社を設立した初年度から素晴らしいマットレスの開発に成功します。
その名もタフトレス・インナースプリングマットレス。
このダブルクッションタイプのベッドの考案により、サータ社は驚異的な売り上げを誇りました。
タフトレス・インナースプリングマットレスは業界初の開発成功事例であり、また、当時世界で最も快適といわれ、注目を集めました
。パーフェクト・スリーパーの名称で特許を取得後、開発から6年後にはTIME誌での宣伝も始め、サータ社の礎を築き上げました。
カウンティングシープ!!前編】サータ社で生まれた眠りの使者
2000年、サータ社は「Serta Counting Sheep」(カウンティングシープ)をブランドキャラクターとして採用しました。
彼らは一匹ではなく複数で、また、ブルーやオレンジの色をした瞳の9匹の羊で構成されています。
2002年には広告媒体で権威のある「Gold Effie」を受賞、2008年には全米の年間優秀媒体アイコンに選ばれるなど、企業のイメージキャラクターであるにも関わらず、全米で大人気のキャラクターとなりました。
今でも英国雑貨の「ULSTER WEAVERS」(アルスターウィーバーズ)などで、キャラクタータオルが販売されるなど、ブランドキャラクターの枠を超えて活躍しています。
【カウンティングシープ!!後編】サータ社に反逆するマスコット!?
サータ社のブランドキャラクターであるカウンティングシープには物語があります。
彼らは、眠れない夜に数え羊として現れて、人々の眠りを助ける仕事をしています。
しかしながら、サータ社のマットレスの寝心地が認められ、人々が簡単に入眠できるようになると、彼らの仕事は日に日に減っていきました。
そんなサータ社にライバル心を抱き、監視・反逆するようになったのが、カウンティングシープの物語のはじまりです。
果たしてサータ社の「sleep」に昔ながらの「sheep」たちは勝利することができるのでしょうか?
全米ベッドシェアランキング!追い上げ、追い抜く、サータ社
2016年6月号の米国家具業界専門誌「Furniture Today(ファニチャートゥデイ)」によると、2015年度、サータ社は前年比5%の売上を伸ばして、5年連続で全米ベッドシェアランキング1位を獲得しました。
そのシェア率は21.7%と高い数値。また、2位のSealy(シーリー)のシェア率は18.4%、3.3%も引き離しての勝利となりました。
2007年、同誌ではシーリーが全米シェア1位で20.6%、2位はシモンズで14.2%、3位がサータで13.0%のシェア率でした。
それから8年後、8.7%もシェアを伸ばしているサータ社が、驚異的な進化を遂げているのが分かります。